Sabrina Carpenterの新曲EspressoがApple Music Global 100のトップ3とメガトンヒットしていますが、コーラスでNintendoて言いまくってて思わず二度聞きしてしまったついでにブログ記事にします。
[Chorus]
Now he’s thinkin’ ‘bout me every night, oh
Is it that sweet? I guess so
Say you can’t sleep, baby, I know
That’s that me espressoMove it up, down, left, right, oh
Switch it up like Nintendo
Say you can’t sleep, baby, I knowThat’s that me espresso
引用元:Espresso / Sabrina Carpenter
訳すとこんな感じでしょうか。
彼は毎晩私のことを考えてる
それはきっと甘いでしょう
彼はなんだか最近眠れないと言う
私はなぜか知っている。私はエスプレッソみたいなものだから
上に、下に、左に、右に
任天堂のゲームみたいに動きまわわって
それでもあなたは眠れない
だって私はエスプレッソだから
I guess soとme espressoとlike Nintendo、さらに意味的にもSwitchでパーフェクトライム。おそらくこの曲の再生回数に多大な貢献をしているであろう私たち日本人はこの3連打に意識が行きがちですが、他にもたくさん踏んでて、
- meとsweetとsleep
- every nightとleft right, ohとbaby I know
と結構たくさんあります。
洋楽と邦楽の大きな傾向差の一つは、ライムがベースにあるかどうかだと思っています。バラードでもポップでも、もちろんヒップホップでも、洋楽の歌詞にはまず押韻があって、メロディとは違う軸のはまり方があるように感じます。邦楽を無理やり英語歌詞にしてメロディに乗せてもなにかしっくりこないのは、韻を意識していないからな気がしています。
あと、曲全体を貫くわかりやすい対比があり、彼の夢(彼視点の彼女)はsweetと言っておきながら、彼女自身は自分のことをespresso(激苦)だと言う。あとに続く歌詞も、彼女自身は至って冷静に彼を見ていて、恋愛感情というよりは「落としたい」だけのように見えます。
エスプレッソといえばイタリア。イタリアのエスプレッソといえば朝のバル。バルではみんな、カフェイン目当てのエスプレッソに砂糖をたっぷり入れて、一気に飲みきったあとにカップの底に沈んだ砂糖をすくって食べます。それがめっちゃ美味しい。
彼が見ていた彼女は、砂糖をたっぷり入れた正統派エスプレッソだったんでしょうね(適当。)
しかし、音楽にまったく詳しくない私でも、コーラスに任天堂ってワードが出てくる曲はいまだかつてないだろうと思いましたが、実は任天堂、こちらのサイトによると結構使われるワードだということがわかりました。出現回数7,000回over。
そして、偶然にもWii UにのっているCPUの開発コードネームはEspresso。Switchじゃないのが惜しい。興味本位でいろいろ調べるだけでも、面白いつながりが見つかるものですね。
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