本記事は2024年にアイスランド旅行をした際のまとめになります。アイスランドには2回訪問し、首都レイキャビクを起点にツアーに3回参加しました。これからアイスランド旅行を計画される方は、本記事の内容もご参考にしていただければと思います。
- 参加したツアー
- レイキャビク市内観光
- 宿泊したホテル
- おすすめグルメ
すべて本記事でご紹介します。
参加したツアー
アイスランドでは3つのツアーに参加しました。おすすめ順に、以下になります。
アイスランド南部ツアー
参加したツアーの中でもっとも良かったツアーはアイスランド南部ツアーです。目的地が多く、それぞれ違った自然の美しさを満喫でき、大満足の10時間。ド定番のゴールデンサークルツアーより、アイスランド南部ツアーのほうが私はより感動できました。
ゴールデンサークルツアー
オーロラツアーと並んで、アイスランドメインアクティビティの一つ、ゴールデンサークルツアーにも参加しました。地球が生きていることを実感できるような、ダイナミックな自然を満喫できる目的地が多いです。
オーロラ鑑賞ツアー
オーロラを見られるか、見られないかは神のみぞ知る。旅行運が試されるツアー、オーロラ鑑賞ツアーにも参加。結果的に、1回の参加でオーロラを見ることができました。アイスランドの冬は雲さえなければオーロラを見られるほど条件が整っているので、割の良い神頼みです。
レイキャビク市内観光
レイキャビクは一国の首都とは思えないようなのどかな町。主な観光名所は市街地に固まっていますので、徒歩で周ることができました。
レイキャビクのランドマーク – ハットルグリムス教会と展望台
レイキャビク中心街区のそば、小高い丘の上にそびえるモダンなデザインのハットルグリムス教会。ルター派の教会で、完成は1986年と新しい教会です。現在、アイスランド全土で2番目に高い建物です。
設計したGuðjón Samúelsson曰く、「アイスランドの山々、氷河、そして玄武岩のorgan pipe formation(Svartifossに見られるような柱状節理)」に似せてデザインした、とのこと。どことなく東京カテドラルに似ているような、似ていないような。
教会内部はシンプル。この教会、中も外もコペンハーゲンのグルントヴィークス教会に影響を受けているようで、確かに写真で見る限り似ています。
で、教会一番の目玉はやはり展望台でしょう。この教会の外から見てとんがっていたところまでのぼることができます。入場料は大人1,400 ISK、子供(16歳まで)200 ISK、67歳以上は1,000 ISKです。営業時間などは季節で変わります。詳細は、公式ページ(営業案内)をご確認ください。
途中まではエレベータで上り、最後の方にすこしだけ階段になります。
展望台からの景色は大変開けていて、実際の高さ以上に高く感じます。いかにもアイスランド、というカラフル屋根の建物がたくさん見えます。
遠くに見える海、山。険しい土地のアイスランドも、レイキャビク周辺は大きな平野になっていることがわかります。
こうして見渡してみても、やはり小さな首都レイキャビク。のどかで時が止まったかのような、不思議な魅力がある首都です。
アイスランドの目抜き通り – Laugavegur Street
全アイスランドでもっとも賑わう目抜き通りのLaugavegur Streetは、日本で言うところの渋谷センター街か心斎橋(ただし規模はそれらの1/1000かそれ以下。)
アイスランドでもここだけは店が途切れることがなく、お土産屋さん、おしゃれなカフェ、おいしいレストラン、cozyなバーなど何でもあります。Icewearの服を扱っているブティックが大量にあるので、Icewearがほしければここに来ればOK。
Laugavegur Streetを西に下っていくと新市街 (Centre) に行き着きます。おしゃれブティックや高級ホテルがある街区です。ここには、かの有名な宇宙一おいしいホットドッグスタンドのBaejarins Beztu Pylsurがあります。
このCentre街区がレイキャビク中心街区の端になります。
ファッショナブルでアイコニック – Rainbow Street
レイキャビクのアイコニックな場所といえばRainbow Street (Skólavörðustígur) でしょう。とても有名な通りで、レイキャビク市街の写真に使われることも多いですね。Rainbow Streetはハットルグリムス教会とLaugavegur Streetを結んでいて、通り沿いにはおしゃれなお店がたくさんあります。
この色からもわかるように、毎年Reykjavik Pride Paradeの開催地にもなっているようです。
自然のスケートリンク – チョルトニン湖
Laugavegur StreetをCentre街区まで下ると、市民の憩いの場、チョルトニン湖があります。私たちは冬場に行ったのですが、広い湖の9割方が凍っていて、なんと湖の上を歩けました。
なんかスケートしてる子供とかもいて、それはちょっと怖くて私はできなかったのですが、それでも普段できない体験ができました。
普段湖でのびのび生活しているであろうカモとアヒルは、湖岸端っこの凍っていない小さな部分に集結。でも、餌たくさん貰えていましたし、これも悪くないのカモ?
巨大彫刻と海岸線 – Sun Voyager
レイキャビクの海沿いの広い道路をわたった先には、長い海岸線があります。ここは夕景が大変きれいな場所で、青と赤のグラデーションが感動もの。
海の向こう側には島があり、夕焼けを全面に受けた山々が赤く輝いて見えます。
この海岸線には巨大なステンレス製彫刻があります。The Sun Voyagerで、太陽の航海者。未知なる大地、希望、自由、発展がテーマになっていて、欧米ではとても有名なものだそう。
船の骨組みのようで、なんだか生き物にも見えるこの彫刻。いつも観光客が周囲にたくさんいるので、場所はすぐに分かります。
宿泊したホテル(レイキャビク市内)
レイキャビク市内のホテルはどこも似たような価格帯で、1室1泊2万円〜3万円といったところでした。宿泊エリアとしておすすめの場所は、やはり市内目抜き通りのHverfisgata st. に隣接したエリア。この中でも、特にLaugavegur通り沿い、スーパのBonusより東側をおすすめします。
というのも、レイキャビク発のツアーの多くはTun区にある12番バス停を発着地にしているからです。また、ケフラヴィーク国際空港のシャトルバスが発着するBSIバスターミナルとも比較的近い位置にあるので、この意味でも便利です。
Alda Hotel
宿泊したホテル1つ目は、Alda Hotel。Google Maps評価4.6と評価が高く、お値段も(アイスランドの中では)お手頃です。私が宿泊したときは、2泊で4万5千円でした。
Alda Hotelやその他レイキャビクのホテルを詳しく見るにはこちら。
レイキャビク市街地の目抜き通り、Laugavegur通りに面していて、市街のあらゆる場所に徒歩でアクセス可能。
ホテルの斜向かいには物価高のアイスランドにおける救世主、スーパーマーケットのBonusがあります。ホテルでの晩酌や軽いおつまみはBonusで調達可能。
比較的新しいホテルで、内部はとても綺麗。中庭もあって光の差し込みも十分です。
お部屋もモダンで清潔。ベッドはクイーンサイズで、二人で寝ても十分な広さです。アイスランドではツアー参加など外アクティビティでクタクタになってホテルに戻ることになるので、広々とした部屋とベッドはいつも以上にありがたい存在。
バスルームは清潔ですがそれ以外は可もなく不可もなく。ただし、シャワーだけにしてはめちゃめちゃ広いです。シャンプー、ドライヤーなど一通りのものは揃っています。
Hotel Klettur
続いて宿泊したホテルは、Hotel Klettur。こちらもHverfisgata通りの東端に位置するホテルで、アクセスは申し分ないです。レイキャビク市内の有名ホテルで、何せコスパが抜群。私たちが宿泊した際は、2泊朝食付きで、3万5千円でした。
安いとはいっても、ホテル内はこちらも綺麗でした。しかも、ホテル到着はまだ午前だったのですが、チェックインさせてくれました。神か。
部屋の写真を取り忘れてしまったので、ホテル公式ホームページから引用します。部屋、バスルームとも、とても清潔です。部屋は日本のビジネスホテルよりちょっと大きいくらいで、決して広い!とは言えません。ですので、外アクティビティ中心の観光で、ホテルでは本当に夜寝るだけ、といった利用が良いですね。
朝食は至って普通のラインナップ。ハム、チーズ、サラダ、フルーツ、ヨーグルト、パン、あと飲み物、以上!というコンチネンタルな内容。ただし、場所がアイスランドなので、これでもかなりありがたい。外で朝食を摂ると一人2,000円以上かかりますからね。
こちらも一通りのものは完備していて、バスルームも清潔でした。
Hotel Kletturやレイキャビクの他のホテルを詳しく見るにはこちら。
グルメ(レイキャビク市内中心)
アイスランドの食事は高いだけで正直あまり期待できるものでは無いですが、それでも美味しいものはあります。特におすすめは、
- Bæjarins Beztu Pylsur…個人的過去イチおいしいホットドッグ
- Hlemmur Matholll (Fjarhusid)…フカフカサクサクのfish and chips
食べて美味しかったものやお店のまとめは、以下記事で詳しく書いています。
まとめ
まさか私が2回もアイスランドに行くなど、数年前なら思ってもいませんでした。それでも心残りはまだまだたくさんあります。アイスランドは行くのは大変ですが、魅力的な大自然や観光資源が目白押し。本記事を参考にしていただき、皆さんの旅が良いものになるよう願っています。
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